固定資産税の仕組みと支払い義務
固定資産税とは、所有している土地や建物などの固定資産に対して課せられる税金です。
住宅を所有している人は、この固定資産税を納める必要があります。
固定資産税の税額は、個々の物件ごとに異なります。
固定資産税の違い：戸建てとマンション
戸建てを所有している人とマンションを所有している人では、固定資産税の支払い事情が異なります。
戸建ての場合、土地と建物のそれぞれに課税されますが、マンションの場合は共有部分の土地と建物の一部に課税されます。
また、物件が新築か中古かといった違いでも固定資産税の税額は変わります。
固定資産税の計算方法
土地に対する固定資産税の課税額は、課税評価額に1.4％を掛けた金額となります。
建物に対する固定資産税の課税額も同様に、固定資産税評価額（課税台帳登録価格）に1.4％を掛けた金額です。
ただし、市町村はこの税率を自由に変更することができますが、一般的には1.4％が標準税率とされています。
固定資産税の支払いタイミングと手続き
固定資産税の支払い義務者は、1月1日時点で土地や建物、償却資産を所有し、固定資産課税台帳に登録されている人です。
所有する住宅などの居住財産がある場合、通常は4月から6月頃に支払いのための通知書が送付されます。
ただし、購入時期によっては最初の年の固定資産税は支払いの必要がなく、翌年以降に課税されます。
ただし、固定資産を手放す場合には、その年の固定資産税を全額支払う必要があります。
まとめ
住宅を所有している人は、固定資産税の支払い義務があります。
固定資産税は土地と建物にそれぞれ課税され、税額は物件ごとに異なります。
戸建てとマンションの所有者では固定資産税の支払い事情が異なります。
固定資産税の税額は課税評価額に1.4％を掛けて計算されます。
税金の支払いタイミングは通常4月から6月頃であり、通知書が送付されます。
購入時期によっては最初の年は支払いが不要で、翌年から課税されますが、固定資産を手放した場合にはその年の固定資産税を全額支払う必要があります。